VAPOR HEAT TREATMENT SYSTEM

蒸熱処理装置

VAPOR HEAT TREATMENT SYSTEM 
蒸熱処理装置

  特許取得済 

農薬ゼロ・果実を
傷めずに完全殺虫
ロス率ゼロの
蒸熱処理装置

世界シェア約95%。
40年以上の技術蓄積と特許取得のFTHの蒸熱処理テクノロジーで、安全で高品質な青果物のグローバル流通を実現します。
蒸熱処理(Vapor Heat Treatment)は、輸出先国の厳しい検疫条件をクリアするための技術です。
高温多湿の蒸気を用いて、果実の内部に潜むミバエ類などの害虫を卵や幼虫の段階で完全に死滅させる
検疫処理技術です。
かつて主流だった化学薬品による「くん蒸処理」に代わり、化学薬品を一切使用しないため、
人体への安全性と環境保全を両立することができます。

OUTLINE 
概要

輸出果実の処理について

海外の生果実の禁止と解禁

青果実の大害虫であるミカンコミバエ、チチュウカイミバエ、ウリミバエ等が発生していない国では害虫の侵入を防ぐため、これらの発生地から寄主となるマンゴウ、パパイヤなどの生果実の輸入を植物防疫法により禁止しています。
しかし、最近は消毒技術が進歩したため、輸出国がマンゴ、パパイヤ等の生果実について、完全な消毒技術を確立した場合は、一定の処理を条件に輸入を認めるようになっています。
現在、生果実に寄生するミバエ類の殺虫には、蒸熱処理、低温処理、温湯処理、くん蒸剤、電磁波などの方法が使われています。

殺虫処理の比較

◆ 各種処理方法の比較表

処理名 殺虫効果 青果物へのダメージ イニシャルコスト 摘要
蒸熱処理
蒸熱、温湯、乾熱処理の中で、最も青果物の中心温度が上がるのが早いので、殺虫効果は高い

青果物の中心温度が上がるのが早いので、ダメージがほとんどない

くん蒸剤と比較すると大きくなる
日本向けの植物検疫処理で最も使用されている
温湯処理
温度が管理が難しいため、殺虫効果がやや劣る

青果物の呼吸を阻害するため、ダメージが出やすい

くん蒸剤と比較すると大きくなる
日本向けの植物検疫処理では3か国ほど使用されているが、食味が良くない
乾熱処理
青果物の表面温度と中心温度の差が多きため、殺虫効果が劣る

青果物の水分が失われるため、ダメージが出やすい

加温装置や湿度制御が不要なため、その分小さくなる
現在、植物検疫では使用されていない
放射線照射
均一に照射できれば、殺虫効果は高い

青果物の種類によってはダメージが出やすい

設備費が大きい
放射線を照射した青果物は消費者が敬遠する
くん蒸剤
青果物の温度が低いと薬剤の効果が低くなり、完全な殺虫ができない

薬剤の残留に気を付ける必要がある

設備費が小さい
薬剤の人体や環境への被害で、年々使用禁止の薬剤は増えている

蒸熱処理なら、青果の鮮度や水分を損なわずに
成虫・幼虫・卵の殺虫を行うことが可能です

凝縮熱の効果は100gの果実表面に1mlの水滴が着いたと計算して、果実の温度を4℃以上上げる熱量に相当すると言われています。
こうしたことで蒸熱の熱効率は、乾熱や温湯処理よりはるかに勝るとされています。

蒸熱処理による輸出解禁状況

海外の導入事例と青果

マンゴーやライチなど、付加価値の高い果実を
輸出する各国に導入されています

※2026年現在、商業用機144台を納入

TECHNOLOGIES 
製品に使われている技術

私たちの蒸熱処理装置の特徴と特許技術

蒸熱処理ならどこでも同じではありません。
私たちの製品が世界で選ばれ続ける理由を、技術的な裏付けとともに解説します。

SPECS 
製品仕様

VHC-500M

名称 蒸熱処理装置(差圧方式)
型式 VHC-500M
方式 差圧、比例制御、モジュール制御、コンテナー体方式、温湿度システムのダイレクトコントロール
処理量 5,000kg / バッチ(マンゴーの場合)
パレット数量 10個
コンテナボックス数量 420個(1層6個×7段積み、42個/パレット)
処理室サイズ 12,720 × 2,380 × 2,600H mm
設置スペース 15,300 × 5,500 × 4,000H mm
温度範囲 室温(雰囲気)+ 10.0 ~ 60.0℃
湿度範囲 50.0 ~ 98.0%RH
調節幅 温度:0.1℃ / 湿度:0.1%RH
電源 三相 AC200V 50/60Hz 230Kw
給水(蒸熱処理時) 毎時 48 リットル (0.2Mpa)
給水(冷却時) 毎分 600 リットル (0.2Mpa)
温湿度調節計 デジタル表示、0.1単位、プログラム方式
温湿度記録計 ハイブリッドタイプ(5分間隔デジタル/アナログ印字)、SDカード対応、植物検疫仕様
操作パネル グラフィックディスプレイ(タッチパネルタイプ)、故障表示・各種設定機能付
果実センサー Pt1000(精度Aクラス、防水仕様)、常時15本設置、ワンタッチコネクタ接続
アクセス扉 果実センサー用:10箇所、点検扉:2箇所(いずれも施錠機能付)
内装材質 ステンレス
外装材質 鋼板、エポキシ樹脂塗料
コンテナボックス 593 × 393 × 177H mm(ポリプロピレン製、3セット分付属)
パレット 1,200 × 1,200 × 150H mm(ポリプロピレン製、3セット分付属)
アクセサリー 入出庫用台車(2セット)、スペアパーツ(1式)

研究・試験用小型タイプ

型式 VHC-10T VHC-10TM(高温タイプ)
外寸法 (L×M×Hmm) 3,250×1,030×1,820 3,250×1,030×1,820
処理室 (L×M×Hmm) 1,560×800×800 1,560×800×800
温度範囲 室温 + 10℃~60℃ 室温 + 10℃~90℃
湿度範囲 55%~98%R H 55%~95%R H
温度調整幅 0.1℃ 0.1℃
湿度調整幅 0.1%RH 0.1%RH
電源
AC200V 50/60Hz
20Kw

AC200V 50/60Hz
28Kw

温度・空気管理の
プロが開発

私たちは、蒸熱処理装置(VHT)で世界シェア9割を誇る「熱と空気のコントロール」の専門企業です。
苗を傷めずに処理するノウハウをこの農産物用病害虫防除装置にも注ぎ込んでいます。
「機械を売るだけでなく、お客様の農産物の価値を最大化する」それが私たちのミッションです。

「自社の農作物でテストしてみたい」
「具体的な事例について聞きたい」
「設置スペースについて相談したい」
など、お気軽にお問い合わせください。

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